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ホクレア、日本へ

内野加奈子
by kanako_uchino

クリスマスプレゼント

12月に入って、街はもうすっかりクリスマス一色。
どこもかしこもきらきら飾られて、うきうき楽しい季節。

でもこの時期はいつも、アメリカの相変わらずの消費社会ぶりを目の当たりにする。

アメリカ人が去年のホリデーシーズンに使ったお金、

43兆9700億円!!!ひえ〜〜
もっといろいろなひえ〜を見てみたい人はホリデーエコノミーをどうぞ
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日本はそこまでじゃないかもしれないけれど、
あんまり人のことも言えないのかも。

でもやっぱり大切な人たちにギフトを贈り合うのって
すてきなことだと思う。

だから今年は、モノじゃないギフトがないか、いろいろ探してる。

そうしたら、結構驚くほどいっぱいあった。

疑問に思って行動に変えてる人たちがたくさんいた。

たとえば、、、、

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このSeva Foundationは、インドやネパール、チベット、カンボジアや南米などで
失明の予防や視力回復の治療を実施したり
(世界に3千7百万人いる目の見えない人のうちの8割近くが
 治療へのアクセスさえあれば、視力を取り戻すことができる)
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安全な水の確保を進めたり
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識字率やコミュニティヘルスの向上させたり
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ネイティブコミュニティの自立支援を進めている。
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この団体のギフトプログラムに申し込むと、
「あなたのサポートで、グアテマラに井戸を作るプロジェクトを
 進めることができました」
というようなカードが、プレゼントを贈りたい相手に届くというしくみ。

>>> Seva Foundation
http://www.seva.org


ユニセフCanadaにも同じようなギフトができるプログラムあり。
>>> Unicef Gifts of Magic
www.unicefgiftsofmagic.ca



もうひとつ、これはカンボジアから養子をもらって育てている友達に
教えてもらったプログラム。

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70年代のポル・ポト政権による大虐殺に加えて、貧困やエイズの蔓延など数々の苦境の中にあるカンボジアには、両親を亡くし、他に誰も頼る人のいない孤児たちが、今も驚くほどたくさんいる。

彼らの食べ物と服と住む場所と学費を確保するのに必要なお金は1日1ドル。1ヶ月3千円で、彼らの生活すべてと教育が賄える。それに注目したハワイのグループが、孤児たちとメールでつながりながら、フォスターペアレンツになることができるプログラムを作った。



たとえば、いつもギフトを交換しあう友達と、そのお金を出し合って、
グループでフォスターペアレンツになったりもできる。

>>> Email Foster Parents International
http://www.emailfosterparents.org


他にも、木を植えるギフトや、その土地に必要な家畜を贈るギフトなどなど、
歴史と実績のあるプログラムがたくさん。

ちょっと見回せば、モノよりステキな贈りものは、本当にたくさんある!

by kanako_uchino | 2008-12-11 12:11
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