ホクレア、日本へ

内野加奈子
by kanako_uchino
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めぐる季節

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ハワイには、
北の海からザトウクジラたちが
渡ってくる季節がやってきました。

長い長い旅を終え
あたたかな海で
子どもたちと過ごすクジラたち。

この水面の下で、
ゆったりと泳ぎ回っている彼らの姿を
思うと、海がいつもよりぐっと奥行きをもったものに
見えてきます。

海に入れば、
ああ、もしかしたら
本当にすぐそこに彼らがいるのかもしれない、
と、同じ水の中にいられるだけで
うれしくなってきます。


島のあちこちでは、
はるばるアラスカから
飛んできた小さな渡り鳥たちの姿も
見かけるようになりました。

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細い足でちょこんと立つ
手のひらくらいの小さなカラダ。

アラスカを出てから丸三日間も
一度も休むことなく海の上を飛び続けて
ここまでやってきます。

あんなに小さなカラダの一体どこに
そんなパワーが秘められているのだろう。

しかも彼らは、
毎年、同じビーチ、同じ公園、同じ庭先、と
必ず同じ場所に
戻って来るんだそう。

一体どうやって、迷うこともなく
はるかな海を越えて
自分たちのお気に入りの場所へと
戻ってくるのだろう。

わたしたち人間が知っていることは
ほんのちょっぴり。

いのちの不思議は
本当にどこまでもどこまでも
深く広がっていきます。

そんな不思議をココロとカラダで
分かち合える場が
これからもっともっと
ふえていきますように。

みなさま、今年もどうぞよろしくお願いします!
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# by kanako_uchino | 2011-01-29 10:12

新しい一年に向けて

こんにちは!

なんだかあっという間に年の瀬ですね。
今年の年末は、日本に帰ります!

“丁寧な暮らしのために”をテーマに
いろいろなプロジェクトを展開しているcinqのみなさんが
帰国にあわせて、素敵なワークショップを
企画してくださいました。

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海や自然との時間からのインスピレーションをもとに
この一年をふりかえり、
新しい一年に思い巡らす
ちょっぴり贅沢な時間です。

星や波、風の力だけを使って海をゆくホクレアの
とてもシンプルで力強いメッセージは
わたしたちの日々の暮らしへも
たくさんのヒントを届けてくれます。

アットホームな場のなかで
参加者全員が、すてきな一年を迎える準備が
できるような時間になればと思っています。
ぜひ遊びにきてください

当日は、ホクレアの旅からヒントを得た
スペシャルメニューのお料理も!

ワークショップの詳しいご案内やお申し込みは
こちらから
どうぞ!
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# by kanako_uchino | 2010-12-22 22:31

海の学校

こどもたちの海の学校、開いています。

リクエストを受けたときばかりの
不定期な学校ですが、
日帰りのプログラムから2週間のプログラムまで、
毎回、とっても最高の時間です。


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海のしくみや生きものたちの
話をはじめると、
じーーっと見つめて聞いてくれるこどもたち。

彼らの吸収力は、本当にすごいです。
なんにでも興味を持って、
見るもの聞くもの、
まさにスポンジのように、
どんどん吸収していってくれる。

覚えていてくれてるかな?と思うと
次の日ママたちから、「いろいろ自慢げに話してくれましたよー」と
うれしい報告をもらったり。

そんな子どもたちからのどんどん出てくる質問が
またとっても面白い。

「海の水はだれが持ってきたの?」

「海の砂はだれが作るの?」

「お魚たちはどこで寝るの?」

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海や自然のしくみのおもしろさや、
たくさんつながり、
細かなことは、もしかしたら忘れてしまうかもしれないけれど、

“ほんもの”に触れた体験や驚きは、
きっといつまでも、彼らの中に残ってくれるんじゃないか

そしてこれから、彼らが大きく成長していくなかで
そんな自然とのつながりを、
またふと思い出してもらえたら。

いつもそんな風に願っています。

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波がコワくて仕方なくて、
波打ち際に立つたびに
ぎゅうっとしがみついてきた女の子。

少しずつ海に慣れてきた彼女は、最後の日、
みんなで何度も海に入った後、
「もう一回行きたい!」と
たったひとりで、波打ち際の海を
いつまでもいつまでも飽きることなく
泳いでいました。

最終日、やさしい香りのするレイをかけてもらいながら
お母さんのひとりがそっと教えてくれました。

「子どもたちがね、
“大きくなったら、Ms. Kanaみたいになって
海の学校をするの”なんて話してました」

無邪気に走り回る子どもたちがそんなことを
思ってくれているなんて、考えてもみなかったけれど
小さなエンジェルたちからの
なんだかとってもうれしい贈りものでした。


『クーヨン』2011年1月号
「海の学校」を紹介していただきました!
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# by kanako_uchino | 2010-12-22 21:08

Up To You

星や波や風だけを頼りに海を渡るすべを
数千年の昔から受け継いだマウ。

マウに出会って10年近く、
本当にたくさんのことを学びました。

海に出ると強く厳しいその眼差しも
島に戻ると、どこまでもやさしく、
冗談を言っては、いたずらっぽく笑うその笑顔が
まわりをあっという間に幸せにしてくれました。

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マウが旅立ってから二度目の満月の夜、
水平線まで明るく照らされた海の上に、
夜空に浮かぶ大きな雲が、
蒼く映っていました。

まるで神話の中から出てきたようなその光景を眺めながら
マウが教えてくれたたくさんの“マジック”を思い出しました。

世界にはまだまだたくさんの不思議が残されていることを
マウはいつも思い出させてくれました。

この数年、マウはどんなことを聞いても、

“Up to you.”

とばかり言っていました。

「きみ次第」

それは本当にマウらしい
背中の押し方

"Up to you."

人は自然とひとつになれることを
身を持って教えてくれたマウ。

そんな彼がこの時代に生き、
私たちと同じ時を重ねてくれたという
かけがえのないギフト

マウが私たちに届けてくれた
たくさんの知恵が伝え続けられるかぎり
マウの笑顔もきっと生き続けてくれる
そう信じています。
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# by kanako_uchino | 2010-10-05 16:03

ナイノアからのメッセージ

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数限りない人々の心に捉えた、本当に素晴らしくかけがえのない一人の人間、
伝統航海術師マウを知る世界中の方々に、大きな悲しみと共にお知らせします。

私たちの師、マウがこの世を去りました。
マウは故郷サタワル島で、これまで彼が航海でいつもそうしてきたように、大きな勇気と力をもって、彼の病、そして彼の人生をナビゲートしていました。

マウに、マウの家族に、サタワル島に、首長たちに、そしてミクロネシアのすべての島々に感謝を捧げたいと思います。わたしたちが海の民であるとこと思い出させてくれた彼らに。彼らがこの35年の間に授けてくれた数えきれない教えに。

マウがハワイ、ポリネシア、そして太平洋の全ての島々に与えてくれたものは計り知れません。マウへ、マウの家族へ、そしてサタワル島の人々へ、私たちが送りうるすべての愛とアロハを送ります。

マウの教え子たちへの一番の願いは、学び続けること、そして教えていくことでした。
そしてそのためには航海し続けることが必要です。
マウはハワイを愛し、ハワイの人々を愛していました。
マウの愛したハワイのコミュニティを巡る航海を行おうと思います。
マウを讃えるために、そしてマウが私たちに願ったこと、海を渡り、学び、教えることを形にするために。


ポリネシア航海協会
ナイノア・トンプソン
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# by kanako_uchino | 2010-07-13 12:32

日本列島知恵プロジェクト


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日本各地に残る、海ともに暮らす知恵を
ひとつひとつ記録しながら、
自然に寄り添う人々の暮らしを見つめていく
日本列島知恵プロジェクト、
私もハワイからリレーエッセイ
で応援中です。

中村征夫さんの取材記に出てくる
漁師さんたちは
みんな最高の笑顔。

漁の仕方も何だかつつましく平和で
こんな風に、海の恵みを少しずつ分けてもらいながらの暮らしが
きっとずっと続いてきたんだろうなあと
とても温かな気持ちになります。
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# by kanako_uchino | 2010-05-21 19:42

HULIAU

大地も愛も家族も、
みんな同じもの。
みんなひとつで
違いなんてないの。

-- Auntie Nona Beamer



hu-li-au
n. turning point, time of change
v. to recall the past
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# by kanako_uchino | 2010-05-10 09:05

旅写真

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キャノン月刊誌『moments』5月号に
取り上げていただきました

またとない出会いと物語が生まれる
写真+旅=「旅写真」の世界について
インタビューと写真が掲載されています
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# by kanako_uchino | 2010-04-30 08:24

E Ala home

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ホクレアのsisterカヌー、E ALAが、故郷のオアフ島西海岸、
ワイアナエへと航海しました。

今週一杯、ポカイベイでHOKULE'A & E ALAを一般公開しています。
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# by kanako_uchino | 2010-04-26 11:13

The Uniform Project


ホクレアの航海では、パーソナルに持っていけるのは、
クーラーボックスひとつ分。

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そう、こういうクーラーボックスひとつ分です

どんなに長い航海でも、
毎日着るものや身の回りのもろもろ、
カメラや日記や読みたい本や、枕やブランケットも、
ぜんぶこのひとつに収めないといけない

だから海に出る前は、「なにを持っていく??」
を、かなり時間をかけて悩んで選び、
涙ながらに持っていくのを諦めたものも・・・
いったん海に出たら、
買いもの行くわけにもいかないし、
とにかく自分の毎日に必要なものを
とことん考えさせられます

でも実際、海に出てみると、
何かが足りないとか、恋しいとか、
そういうことはほぼなしで、
むしろ、なければなしでいいものが多いことに気づき、
ないからこそ、あるもので工夫していくのも楽しくって、
限られたものだけで
すごす日々が、
おどろくほど心地よかった


太平洋の海を越えて、沖縄の港に到着し、
久しぶりに街に出て、最初に感じたことは、

「人が生きていくのに、
こんなにもたくさんの
モノがいるの???」


家に戻ってからしばらくは、
クロゼットの中に一週間分の服以上を入れることにさえ
ちょっと抵抗があったくらい。

新しいモノや服を選んだりするのは、楽しいし、
いろんなチョイスがあるのはなにより

シンプル、シンプル、もいいけれど
カラフルでワクワクするようなものだって
日々の中にあってほしい

でもどうせ楽しむなら、
take take take だけじゃないサイクルで楽しみたい

自分が楽しむことで
まわりもハッピーにしていけたら最高

・・・・と、前置きがなが〜くなりましたが、
そんな想いを、そのまま形にしてくれたようなプロジェクトを紹介します!

たったひとつのドレスを1年間着回すという
その名も、【 The Uniform Project 】


まずはプロジェクトのビデオをどうぞ ↓↓

【 The Uniform Project 】オフィシャルtrailer

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(c) 2010 Uniform Project

シンプルな一着のドレスが、
アンティークやリサイクルの小物で
365日、七変化していきます

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(c) 2010 Uniform Project

NYのキュートな女の子、Sheenaの
このクリエイティブチャレンジも残りあと1週間!

最後の数日間をお見逃しなく!

これまでの着回しを一挙に集めたPicture Bookもおススメ!

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& donate to the good cause :)



P.S.

ますます人気急上昇中!ココちゃんこと丹羽順子ちゃん
xChangeプロジェクトにも注目!!
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# by kanako_uchino | 2010-04-25 11:21